Seleniumテスト環境設定時の注意点

はじめに

株式会社イメージ・マジックの技術ブログ、今週の担当のsoenoです。

二週間以上前に買うと決めたものを未だに買えていません。
日常生活においてはどうでもいいことこそ、タスク管理が重要なのかもしれません。

さて、今回はSeleniumのテスト環境の設定時に気を付けることを書こうと思います。


Seleniumとは。

webアプリケーション向けのテスト実行ツールです。
GUIを通した操作を自動で行わせることができます。

名前にまつわる注意点

Selenium~といった名前が結構いろいろ出てきます。
細かく書いていくとかえってやこしくなるので実例は省略します。

調べた結果が何かおかしいといったときは手元のSelenium~と参照している資料のSeleniumが同じものかを確認するといいかもしれません。(バージョンなど)

selenium builder

「GUIから操作してテストを書き出せる。」というものだったらしいのですが、
今はもうないです。

同様の機能を提供するSelenium IDEというプラグインもありますが
2019年1月の時点でスクリプトの書き出し機能はいません。

Selenium IDE は書き出しはできないとはいえ、自動化時にどのように動くかや、
web Driverで使用するターゲット名の確認ができる点で有用だとおもいます。
記録と再生のみならばこれだけでも十分かもしれません。

PhantomJS

非表示で実行されるブラウザ、非表示軽量のため本などでseleniumとセットで使われているのですがこちらもメンテナンス終了とのこと。
https://groups.google.com/forum/m/#!topic/phantomjs/9aI5d-LDuNE

Headless Chromeに切り替えるか、Headless FireFoxにするか、
もしくはメンテナンス終了ということを考慮しつつphantomjsを使うか等の判断がいります。

その他

環境設定時にプラグイン間のバージョンが整う必要があります。
バージョンがおかしいというエラーが出たら解消します。

久しぶりに触ると忘れていたりするのがヘッドレスブラウザの起動
テストの前にwebDriverTypeとして指定したブラウザを起動します。

最後に

GUIのテストは日々更新されるブラウザを対象とします。
環境にもまだまだ変化がありそうです。
その時に今回は待ったことで再びはまらないように気を付けたいと思います。